（一社）東京都ＬＰガススタンド協会と神奈川県ＬＰガススタンド協議会は、9月17日に岩谷産業㈱の有明水素ステーションの合同見学会を実施し、ＬＰガススタンド関係者約40人が参加しました。

　 この見学会は、燃料電池車（ＦＣＶ）の一般普及目標となる2015年を間近に控え、ＦＣＶへ燃料供給をする水素ステーションへの関心が高まっている中、水 素ステーションに関わる規制や運用実態を研修することで、ＬＰガススタンド事業者としての今後の対応をさぐることを目的としたものです。

　冒頭、柳会長より、「ＦＣＶのインフラである水素ステーションに大変関心をもっている。

高圧ガスを扱うスタンドとしてのノウハウを用いることで、ステーション整備に協力できるところは協力していきたい。」との挨拶がありました。

　 続いて、岩谷産業㈱の水素エネルギー部の担当者の方から水素市場や水素インフラの現状、将来の水素ステーションの展開などについて説明を受けました。引き 続いて、現場見学では、スタンド担当の方からディスペンサー、液化水素貯槽、液化水素ポンプ、蓄圧ユニット、制御ユニットなどの実際の機器について説明を 受け、参加者からはさまざまな質問が飛び交い、活発な意見交換が行われました。

最後に神奈川県ＬＰガススタンド協議会の宇佐美会長より、「水素ステーションの一端を示して頂いた。今日の経験がこれからの勉強・事業に応用できるよう頑張っていきたい。」との挨拶があり、約2時間の見学会を終了しました。

①水素スタンド説明会　　　　　　　　　　　　②水素スタンド・ディスペンサー

③車両停止位置　　　　　　　　　　　④水素スタンド・タンクピット