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年頭のご挨拶

平成30年 年頭所感

 

(一社)東京都LPガススタンド協会

会長 山田 能成

                                                             山田会長写真.JPG 

新年明けましておめでとうございます。平成30年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 

 昨年は、気候の温暖化現象によるものでしょうか大型台風が日本に上陸したり、7月には九州北部に集中豪雨が発生したりしました。被災地の方々に心からお見舞い申し上げます。 

 さて、我が国の経済は、景気は緩やかに持ち直しつつあると言われております。

しかしながら、LPガス産業の現状を見ますと、平成29年度上期のLPガス全体の需要は、前年同期比104%でありましたが、自動車用燃料のLPガスの需要は、残念ながら91%と前年同期を下回っております。これは、タクシーの稼働率低下に伴う燃料消費の減少によるものと思われます。 

 こういった状況下にあって、昨年10月にトヨタ自動車が、ユニバーサルデザインタクシーのLPGハイブリッド車「ジャパンタクシー」を発売致しました。また、日産自動車が2015年7月に販売を開始しましたNV200バイフューエル車(ユニバーサルデザインタクシー)も最近順調に販売台数を増やしてきているとのことです。国土交通省は、2020年の東京オリンピックまでに東京23区のタクシーの4台に1台をユニバーサルデザインタクシーにすると言っており、LPGタクシー台数の増加が期待されています。 

当協会といたしましては、本年も引き続き国のエネルギー政策におけるLPG車の位置づけの向上を図り、かつLPガス自動車普及促進協議会、日本LPガス協会、(一社)全国LPガス協会、日本LPガス団体協議会が、現在進めている「LPガス自動車56万台達成プロジェクト」に協力していくことにしております。例えば、災害時の緊急車両として警察、消防、地方自治体等が車両の一定割合をLPガス自動車にするように薦めるために、「LPガス自動車56万台達成プロジェクト」が昨年作成した「災害時にも活躍するLPガス自動車」のパンフレットを用いてLPガス自動車の普及促進に努めたいと思っております。 

 最後に、本年も当協会にとりまして最も重要な事業であります保安の確保の推進とLPガスの安定供給に努力していくことをお誓い申し上げるとともに、関係各位のますますのご発展を祈念し、当協会に対し一層のご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げ、新春のご挨拶とさせて頂きます。

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